日本の年末って、あわただしくて、忙しくて、仕事も締めがあったり、帰省したり、年賀状を準備したり、大掃除をしたり、おせち料理の準備をしたり、テレビも「今年の総まとめ、特番」とかがあったり、紅白とか、忠臣蔵とか、除夜の鐘とか、独特な雰囲気がありますよね。


イタリアはクリスマスを過ぎると、平常な感じです。


大みそかのカウントダウンのときだけ、花火や爆竹で騒々しいですが、一夜あけて元旦は普通の日曜日のような感じですし。


クリスマスは家庭ででも、大みそかの日の晩餐は「Cenone」と言って、レストランで食事する人たちも多いです。(日本と逆?)
レストランでもスペシャルメニューがあったり。(割高です)


一昔前までは、そのCenoneにも、イタリア人、正装して行ってる人が多かったのだとか。肩や背中のあいたキラキラしたドレスとか着て。
それに比べると今はかなりカジュアルになってると思います。


でも、家でパーティなどするときも、普段着ではないのですね。自宅でもハイヒールとかはいてたり。(着替えて、メイクして、靴も履き替えるのです。)


イタリア(ヨーロッパ)の家ってセントラルヒーティングで自動的に夜は暖房が効いているのですが、それでも20度以下、15度前後でしょう。レストランなども、日本や他の北のヨーロッパに比べてイタリアは暖房節約なのか、そこまで暑くはないんですね。


家や場所によっても違いますが、私が長そで3枚くらい着こんでいるときに、イタリア人女性は肩出し半そで、ノースリーブとかになっているので、「そ、そんなに暑いか?」と思ったことがあります。


でも、外で一番厚着しているのもまたイタリア人なんですよね。寒がり?暑がり?
ローマなんてそんなに寒くないのに、毛皮を着ているのもほとんどイタリア人(年配のシニョーラだけですが)....
見栄っ張りおしゃれなのです。

新年までイタリアはまだ24時間以上ありますが、もう、爆竹の音が....

皆さま、よいお年を。